感想ノート
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ねもやん二号 2009/04/27 21:46
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飛行機雲が作られる原理を知ったところで、何だというのだ^^;
一応、それぐらい私も知っているぞ。
さて、藤乃さんの作品を読んで、昔の「ココリコミラクルタイプ」に出てくる「夢のない男」を思い出したのは、私だけなのだろうか?
このキャラクターは極めればいい、コメディキャラになりそうな気がするのだが・・・。
ゆえに、私は思う。
なぜに、コメディ路線で責めなかった!!
いいキャラ構成をしていると思うのだけどなぁ~・・・。
あとは、使い方一つだと思うのだよ。
まぁ、私の感覚だけの話だけどね。
私は、コメディを全ての基礎と考えている人間だから。
コメディを読めば、その人のセンスとか、どういう感性の持ち主なのかは、ある程度見えるし、優秀なコメディを書ける人間ほど、優秀なシリアスを書けると思ってるしね。ねもやん二号 2009/04/27 21:29
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現在の飛行機が燃料として使用しているジェット燃料。一般にガソリンに近いと思われがちだが、実はガソリンよりも灯油に近い性質を持つ。これが気温の低い高高度で燃焼する事により、その内に含まれる水素が………って、藤乃さんの作中の彼が他人に思えなかったりして…………(笑)。
いいですねぇ、まったりカップル。お題が話題になってるあたりが面白い。
う〜〜〜〜〜ん、あえて申し上げれば、彼女が大人し過ぎ、かなぁ……?どっかで彼に反撃したりすると、色々際立ってくる部分があった、かなぁ?と。
いかん、自分の好みの話になってるかも。
(^_^;)
そして店主の登場とは!やのかつさんの参戦に気分が高揚した勢いで書いた、と私の「灰色の脳細胞」が囁いている!(笑)
美人探偵……。田中芳樹のアレを思い出してしまった。
三題の使い方は凄いよね。シフォンケーキがまず空気を作り、飛行機雲が演出を作り、そして栞が謎を作る。いや、お見事。
あと、「空の心臓を射抜く」ってくだりが切れ者の彼女を表していて面白かった。でも、もう一段、何がしかの説明があっても良かったかも………?多分この後に出てくるんだとは思うんだけどね。だから部分で楽しむ分には充分なのかな?
どちらも、堪能させて頂きました。
m(_ _)mスマイリー 2009/04/27 18:57
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昨夜の茶会で振る舞われたシフォンケーキの香りが、まだ室内に残っている。人が死んだ沈鬱さに、この甘い香りは酷だ。
吐き気を我慢しているとこへ、彼女が部屋に入ってきた。屹然の姿勢にヒールがカーペットを踏む音、そしてなにより唇に引かれた真っ赤なルージュが、彼女を仕立てていた。男なら一度は振り向いてしまう、美女に。
ブラウスの肘を抱いた彼女は、片手を持ち上げた。
二十センチ四方のナイロン袋に入っているのは、憐れに潰れた花だ。掌に収まりそうなほど小さなそれは、細い茎と、一枚の葉と、五つの花びらで……もとはもっと白かったのだろう。潰された時にエキスが滲んで、今の桃色まで染まったに違いない。
部屋の全員にそれを見せた彼女は、言った。
「なんだか、わかりますね?」
「押し花……ですよね」と一番に答えた僕へ、彼女はこ、くりと頷いた。満足げに、ルージュが笑みを描く。
「これは奥さまの持っていた文庫に挟まっていました。が、それがとても妙でして」
庭師の老人が、あからさまに首を傾げた。その口なにか発音するより早く、彼女は言葉を接ぐ。
「これは見ての通り、押し花です。奥さまは押し花栞の趣味があったそうですね?」
「……ええ」
ご令嬢が、頷いた。伏し目がちな瞳が、穴が空くほど彼女を見ている。喉に石でも詰まったような顔だ。
「それが、なにか?」
僕は、この時少し、ぞっとした。答えを得た彼女の目が、とても柔和に笑んだのだ。
遠くの飛行機雲は、ただの線に見える。けれど、気付けばゆっくり進んでいる。まるで、空のどこかへ突き刺さらんとする、毒矢のように。じわじわりと。空を裂きながら。
白い毒矢なんていったら、奇妙かもしれない。が、彼女にはその、奇妙ゆえに感じる圧巻が、あった。
「ええ、なにかあるんです」
そう、彼女は空の心臓を射抜く人だ。
「これは一見すれば栞です。が、これが栞として使われるのは不自然なんです。だってこれはただの押し花で、まだ栞ではないから」
栞では、ない?
「もともと、奥さまの文庫には押し花栞が挟まっていたんです。しかしそれは、犯人に抜き取られた。なら、この未完成の栞が挟まっていた理由は――」
その時、僕の横でだれかが、息を飲んだ。紅 憐 2009/04/27 16:20
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改行が変になった(゚Д゚;)
素敵な作品がならぶ中、よくこんなの出したな。どんなお題でもいけそうな内容…
深くない感じが自分の文そのもの…何言ってもらっても大丈夫です。
まだ誰も何も言っていないのに落ち込むのは何故だろう。はぁん。藤乃 2009/04/27 14:22
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真っ青に抜ける透き通った高い空に白い筋が一つ。
「飛行機雲……」そう呟いたのがいけなかった日曜日の午後。
「何で飛行機雲ができるかわかるかい?」
また始まった。私は彼が続きを口にする前に、白く延びる雲から目を逸らし敷かれた芝生と遊ぶ事にした。
掌を芝生に擦りつけ左右に振る。ギャハハ。バッタみたい!バッタ!
「雲はね――」
枯れた芝が緑の芝を悲しく舞う。
……。
あ、そうだ!
雲の作り方講座を早く切り上げるため、鞄に手を伸ばした。
「作ってきたの……あれ?」
鞄から取り出した手作りケーキ。朝から彼の為に焼いたのだ。手に取って驚いた。潰さないようにと気をつけて持ってきたはずなのに。出来た時の半分以下の高さのそれを、まだ雲の中にいる彼に手渡した。
「こ、これは?初めて見る形だ。 何というケーキだい?」
研究熱心な彼である。
「シフォンケーキ」
「そんなはずはない、シフォンケーキというのは真ん中に穴が……まさか!専用の型を使わなかったとか言わないよな」
「そんなのあるんだ」
「シフォンケーキというのはね――」
ビリ。ただラッピングを少し強めに引きちぎっただけ。
お料理教室が終わらないお菓子屋さんをよそに、縮こまったシフォンケーキを口に運ぶ。形は最悪だけど、美味い。
「何故膨らむかというと――」
思い出したかのように手を拭くため、鞄から携帯のウェットティッシュを取り出し、読みかけだった小説も一緒に手にした。
青空の下で読書。うん、素晴らしい。
栞をはずし、ページをめくる。ここにある全ての音を遮断し文字に集中していれば、ケーキを握り潰さなくてもいい。
物語は終盤。目の離せない展開が繰り広げられ、一気に読み上げた。
本をパタンと閉じた風でふわっと前髪が揺れ、気付く。ケーキがない。どうやらケーキ屋さんも味見したらしい。
いつの間にか料理教室を終え、掌を芝生の上で左右に振っていた。
「ほんとに君は夢中になると何も見えないんだから」
「落としていたよ」そう手渡されたのはちゃんと持っていたはずの栞。
よく晴れた幸せな日曜日。始まるであろう栞の歴史を聞きながら、四つ葉のクローバーを探すのも悪くはない。藤乃 2009/04/27 14:03
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皆様、愛のある感想ありがとう。特にぐれさん、お疲れなのに2ページも………。モーレツに感動しています。ありがとう。
(;´д⊂)
文章が没個性なのか……。なるべく分かりやすい文章を心がけてるつもりなのですが、まだまだ薄っぺらいと皆様には映るようですな。これからも精進します。
m(_ _)m
ヤノカッツ提督………。
むぅ、確かに上手い。批評の苦手な私にはとても批評なんか出来ない…………あぁぁぁ…………。スマイリー 2009/04/27 10:04
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スマイリーさん、近所で行われた航空ショー思い出しました。死を扱うのは難しいですよね。私はどうしても病弱な女性→ラストで亡くなる、と予想してしまうので驚きや興奮が得られない事が多いです。しかし、「天使の…」という台詞でひと味違ったものを感じ、不覚にも?先入観や偏見がなくなりラストを楽しむ事ができました。扱う人によってよくも悪くもなるのだと思います。
わぁお!やのかつさん。やのかつさんの作品が読めるなんてラッキーです。
遠距離での恋愛なんてできない事は承知で、相手を思いあっての事だろうと思いますが、サッパリしているなぁと思っていたんです。しかし、ラストの飛行機雲…のところでやられました。彼の気持ちがよく表現され、さらに彼女も…と、余韻までいただきました。
てか、皆さまうまいので欠点が見つけられない。はぁん。藤乃 2009/04/26 23:57
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矢野さん、読ませていただきました。
うん、私から矢野さんにいうコトはないです。
アレですね、「自分から見て、対等に見える人間というのははるか上にいて、自分より上に見える人間というのはさらに上にいる」状態です。
圧倒的な実力差を見せ付けられて、特にいうコトはないですよ~。
テーマの使い方も上手ですし、1000文字で上手に起承転結を行っており、非常に読みやすい文章をしていると思います。
いいお手本になりました。
ありがとうございますねもやん二号 2009/04/26 22:13
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トピからの為に、上に持ってきておいた方がいいかも……。
退散ペンコ 2009/04/26 19:26
さて、紅憐譲は、プロ作家を目指していると、豪語している以上は、厳しくいこうかの。
まぁ、少し私の好みの話になるかもしれないから、コレは違うな・・・と思ったら、テキトーに聞き流してくれ。
紅憐ちゃんは、案の定、女性が主役で来たか・・・って、感じだよね。
コレは、紅憐ちゃんの特徴でもあるのだけど、同時に私が、酷く紅憐ちゃんの欠点だと考えているところでもあるのだが、
紅憐ちゃんのキャラは総じて男女のバランスが悪い。
紅憐ちゃん自身メールで言ったことあるけど、紅憐ちゃんは「優男」しか出ないと言ったでしょ?
だから、毎回紅憐ちゃんの作品を読むたびに、「あ~、また男女のバランスが悪いなぁ~」と思ってしまうのだよ。
別に、その手の作品は世に横行しているから、今さら何をと思うのかもしれないけど、その手の作品には、実は必ずといって良いほどに男の読者を意識した「あざとさ」が見え隠れするのだよね。
私は、そのあざとさが嫌いだから、あまりその手の作品は読まないけど、紅憐ちゃんの作品には、そのあざとさも見えないから、やっぱり、ただバランスの悪い作品に見えるんだよね・・・。
少なくとも、私には、だけど。
なぜ、(恋愛ジャンルを除く)作品の大半が「男性」が主役になりがちなのかというと、時代錯誤でもなんでもなく、そっちの方がバランスが取りやすいからなんだよ。
まぁ、それを差別だと言い切るなら、それでも良いけど、「かっこよさ」を表現したいなら、女性よりも男性の方が書きやすいことは確かだよ。
そのせいかもしれないけど、(ホント厳しいこと言うけど)紅憐ちゃんの書く「かっこいい女性」はいつも、どこか私には物足りない。
文章は申し分ないし、自分のスタイルを確立しているなら、あとはキャラクター・・・というか、キャラのバランスだと私は思うよ。
よくも悪くも、やっぱり紅憐ちゃんは「女性作家」だよ。
まぁ、私がただ単に「カッコイイ男性」が好きというのも、あるかもしれない意見だから、間違っていると思ったら、スルーしてくれ。