でも、その幸せは長くは続かなかった…― いつもの学校の帰り道。 学校を出てすぐ、私は誰かにつけられているのに気付いた。 梨「はぁ~仕方ない、遠回りするか」 私は近くの路地裏に入った。 私は柴原組の娘と言うこともあって、こうして拉致しようと狙ってくる奴はたくさんいた。 だからこう言う事には慣れている。