「ばっ、違ぇよ! そんな力があるなら知っておいた方が、何かと役に立つんじゃねぇかと思っただけだ。 決して、総司のためなんかじゃねぇからな!」 斉藤先生のツッコミに、鬼副長は少し頬を染めてそう反論した。 素直じゃないなぁ……。 あたしと局長、それに斉藤先生も、生暖かい目で副長を見つめた。 副長はわざわざ特別怖い顔を作り、「ケッ」と吐き捨てた。