神様修行はじめます!

門川君は、大昔から続く魔法使いの一族なんだ。

地元じゃ『神様』って呼ばれるくらい、すごいパワーの持ち主って事なんだ。


どこら辺がどう地元なのかは、あたしも分かんないけど。


「今、君がいるこの空間は世界のつなぎ目の部分だ。ゆらぎの世界だよ」

「ゆらぎの世界?」

「異形の世界のすぐ隣。油断すると引きずり込まれる」

「げ・・・」


危険地帯じゃん。

よくそんな場所に住んでるね。


「それが我らの役目なのです。神代の昔より、累々と戦ってきたのです」

遠くを見るような目でおばあ様が言った。


「里緒さんのおじい様は、昔ここに住んでいました」

「え!? じー様がここに!?」

「ええ、若い頃に。共に戦う仲間だったのです」

「じー様がぁっ!!?」