神様修行はじめます!

「理解できたか?」

「そんな事より謝ってよ!」

「理解はできたのかと聞いている」

「謝ってったら!」

「理解させるためなら、君自身を持ち上げる事も可能だが?」

「理解しました」

「それはなによりだ」


持ち上げられたらたまったモンじゃないっ。

あたしはバッグとサンダルをガシッと両腕に抱え込んで警戒した。


「つまり門川君って魔法使いみたいなものなんでしょ?」

呪文を唱えて、不思議な事を可能にするのよね?


「そーゆー事でしょ?」

「まあ、いい。君の範疇で理解してくれ」

分かった。理解した。