神様修行はじめます!

「・・・理解しやすく説明したつもりなのですが」

「おばあ様の責任ではありません。彼女の能力値の問題ですから」


なんのこっちゃい状態のあたしを見て、二人が顔を見合わせて話している。


「こういったタイプには、ダイレクトに理解させるのが最も効果的でしょう」

門川君はそう言って、おもむろに自分の右手の人差し指と中指をスッと立てた。

その二本の指を、ビッとこちらに指す。


そして彼の唇から、不思議な言葉がささやかれた


「重き鎖より解き放つ。自在に舞い踊れ。汝、散る花の如く」


突然・・・


床の上のあたしのバッグがフワリ、と宙に浮いた!