神様修行はじめます!

座布団に正座しながら、門川君とお婆さんの顔を交互に見比べてみる。

この二人の関係って・・・?


疑問と驚愕と不安でいっぱいのあたしをよそに、ふたりは会話を始めた。


「永久」

「はい、おばあ様」

「こちらのお嬢さんと知り合いなのですか?」

「・・・・・」

門川君はあたしに視線を向けた。


「いえ、まったく知りません」

「ちょっと! 出校日に廊下で会ったでしょ!?」


あたしは床をバンッと叩いて叫んだ。

もう忘れちゃったの!?

頭良いわりに記憶力の乏しいヤツめ!


「・・・ああ、そういえば」

「永久、やはり知り合いですか?」

「ええ、少々」

「では、こちらはどういったお嬢さんですか?」

「アイスを食べながら、よそ見をして歩き、しかも人にぶつかっておきながら謝罪もしない失敬な女子です」