朱色の欄干の上に、鳥の彫刻が並んでいる。
すごく細部までこだわった造り。
かなり精巧な彫刻だなぁ。
「・・・ねぇ」
「またか、今度はなんじゃ?」
「この鳥、木製?」
「樹齢三百年の霊木より削られた鳥じゃ」
「動きながら鳴き声まで上げてるよ? えらくリアルに・・・」
「? それの何がおかしい?」
「・・・・・いや、なんでもない」
基本的にこっちの疑問をまったく理解してもらえてないみたいだから、やめとこう。
「ここが珍しいか?」
状況についていけなくて溜め息をついてると、猫が振り返って言った。
「ん~、珍しいのと、不気味なのと紙一重」
「風流を解せぬやつじゃの」
「あんたの言う風流って、あたしにとっては怪奇現象以外のなにものでもないよ」
すごく細部までこだわった造り。
かなり精巧な彫刻だなぁ。
「・・・ねぇ」
「またか、今度はなんじゃ?」
「この鳥、木製?」
「樹齢三百年の霊木より削られた鳥じゃ」
「動きながら鳴き声まで上げてるよ? えらくリアルに・・・」
「? それの何がおかしい?」
「・・・・・いや、なんでもない」
基本的にこっちの疑問をまったく理解してもらえてないみたいだから、やめとこう。
「ここが珍しいか?」
状況についていけなくて溜め息をついてると、猫が振り返って言った。
「ん~、珍しいのと、不気味なのと紙一重」
「風流を解せぬやつじゃの」
「あんたの言う風流って、あたしにとっては怪奇現象以外のなにものでもないよ」


