神様修行はじめます!

白く輝く円陣。

印を結ぶ、端正な横顔。

いつもいつも、身を切るような冷気を身にまとった彼。



誇り高く、気高く。

悲しく、強く。

限りなく美しい、崇高な彼は・・・。

彼の・・・その名は・・・



「・・・・・行くよ」

「・・・なんじゃと?」

「だから、行くのよ」

「どこへじゃ?」



あたしは倒れた自転車を起こした。

そして猫の首根っこを引っ掴み、前カゴにボスッと突っ込む。



「門川 永久を、ぶっ飛ばしに行くって言ってんのよ!!」



思いっきり、ペダルを勢い良くこぐ。

そして叫んだ。


「彼の所に案内して! 絹糸!」