神様修行はじめます!

アワアワとあたしは四つん這いになって猫から離れる。

イヤー! 

こんな人気の無い暗闇で怪奇現象は、イヤだ!

明るい場所ならいいってもんでもないけど!


これは夢に違いない!


「これって幻覚だよね!?」

「最初に会った時から進歩の無い小娘じゃのぉ」

「しゃべんないで! お願いだから!」

「・・・くっ・・・」


猫は突然苦しそうな呻き声を出した。

あ、やっぱりあたし、轢いちゃった?


「やだよぉ。化けて出ないで。成仏して」

「だからまだ死んでおらぬ。それにこのケガはお前のせいではないわ」

「え? そうなの?」

「小娘、ちょっとこっちへ来い」

「やだ!」

「いいから、来んかっ」


近づけるわけないでしょ!

しゃべる猫なんだよ!?

あんた、自分がオバケだって自覚、あんの!?