神様修行はじめます!

偉大だった父。

慈悲深かった母。

共に戦った仲間。

誠実に真摯に私を愛してくれた夫。

命よりも大切な、一人息子。


皆、先に逝った者達。

そして・・・


残していく者達。



絹糸。

あなたは数少ない、信頼できる存在。


どうか、どうか永久を守って。

そして、できる事なら・・・


永継をも、守って欲しい。


ふたりとも、かけがえのない宝物。

どちらにも幸せになって欲しい。



『先に逝く身で、なにを勝手な』

あなたは、きっとそう言うでしょうね。


永遠の時を生きる神獣。

逝く者の残していった願いが重い、と・・・

ぽつりと、以前そう言っていた。


私が生きている限り、共にその重さを背負うと約束したけれど・・・



ごめんなさいね。

ここまでです。



またひとつ、あなたの重荷を増やしてしまった。

何十年にも渡る絆に免じて、許して欲しい。