神様修行はじめます!

終わっ・・・た、の?

これで、全て、終わったの?


あたしは、倒れたままボウッと彼を見ていた。

目も口もパカリと開いたまま。

涙と鼻水でグチャグチャの顔で。



あぁ・・・

彼はなんて美しいだろう。

なんて素晴らしいんだろう。


たとえ・・・

たとえその手が血に染まっていたとしても。

その美しさ、高貴さ、本質。

何も、何も変わらない。


それは、なんと素晴らしい事なんだろうか!!



いつの間にか、日本刀はメガネに変わっていた。

彼はメガネを掛け直しながら、こちらに向かって歩いてくる。


あたしの・・・あたしの元へ真っ直ぐに!