神様修行はじめます!

絹糸が飛ぶように地を蹴った。

同時に、狐面から膨大な異形のモノ達が噴出する。


天を見上げ、咆哮する絹糸。

走る閃光、とどろく雷鳴。


強烈な光の筋が異形のモノ達に降り注いだ。


負けじと狐面が次々と異形のモノを噴出する。


閃光から逃れたモノが、絹糸に襲いかかる。

絹糸の牙と爪がそれを迎え撃つ。



激しい戦いの喧騒の中・・・

あたしは、門川君のもとに歩み寄った。


白く輝く円陣の中。

印を組み、目を閉じ、静かに座する彼のもとに。


あたしは黙って彼を背にして立つ。


望む事のために。

成す事のために。


この命のやり取りの中に、立つ。