神様修行はじめます!

「なんだ、そこにいたのか?」

「いたのか? じゃないっっ!」


あたしの立ち位置も把握しないで、あんな大技発動したんかっ!?


「無事なんだからいいだろう。些細な事にこだわるなよ」


おぉのぉれはあぁぁ~~~っ。

あたしの命が、ささいな事かぁっ!!


「だいたい、どーすんのよこれっ!」


完璧にハリネズミの押しくらまんじゅう状態にしちゃって!

神聖な場所だとか、罰は免れない、とかなんとか言ってたくせに!


あんた、自分で自分の首絞めてんじゃん!


「心配ない。すぐ消える」

「消えるって・・・! あ、ホントだ」


見る間に氷柱が冷気の煙と共に消えていく。

異形のモノ達が音をたてて次々と地に落ちた。



「僕はちゃんと考えている。猪突猛進な君とは違うよ」



・・・・・。

あたしは前に突っ込むしか能の無い、イノシシ女かっ!?



本当にどーゆー人なの!?

こいつの血は氷でできてるのかっ!?

全身、氷製か!?

細胞のミトコンドリアに至るまで氷でできてるのかっ!?


どこまで冷淡だと気が済むのっ!?

もう、人間業とは思えない!!