神様修行はじめます!

数限りない氷の鋭い柱が視界一杯に突き出している。

地面から、壁から、天井から。

ところ狭しと言わんばかりに。


大木のような氷柱が見渡す限りを埋め尽くす。

そしてその大木は、一本残らず英霊達を根こそぎ刺し貫いていた。



貫かれ、ひくひくと痙攣する体。

英霊達の最期のかすかな悲鳴。



なんて・・・

なんて凄まじい光景。

今、自分が見ているこの光景が信じられない。



あたしの体が震えるのは、寒気のせい?

キンッと冷え切った空気。吐く息が白く染まる。

その冷気の源を視線でたどった。

その先には・・・


「天内君、絹糸」



煌々と輝く白い円陣。

激しい光に照らされて、陰影を作る端正な顔立ち。


「ふたり共、返事をしろ」