神様修行はじめます!

「真打登場、かのぉ?」

「やはりしぶといな、絹糸よ」


狐面。助けに来てくれた? 

・・・わけないか。



「小娘をこの洞窟へ誘い込み、我らをおびき寄せたか」

「天内の娘をエサにすれば永久殿は必ず罠にはまる」

「華子の考えじゃな?」

「戻って立場を無くすも良し、死ねば、なお良し」

「やれやれ、とんだ母親じゃのぉ」


絹糸が鋭い目つきでにらみつける。

仮面の奥から、くつくつと笑い声が聞こえた。



死ねば良しって・・・

仮にも母親なのにっ!?

そんな、そこまで彼の事を奥方は!!



門川君は黙って印を結び、治療を続けている。

その目は冷たいくらい冷静に狐面を見据えていた。