神様修行はじめます!

自分は何なのか?


自分が何であるかは、自分が決めればいい。



何のために生まれて来たか?


自分が望む事を、自分の力で成すために。




天内の末裔、そして、じー様の孫。

確かにそれは事実。

でもあたしは、ただの「天内 里緒」。


天内 里緒として、門川君のそばにいればよかったんだ。

鬼として生まれて、あたし達と共に生きたしま子のように。



どんな事が起ころうと、どんな事態になろうと

彼のそばで彼を守り続けるべきだった。


それは誰に言われて決めたのでもない、自分自身が望んだ事なのだから。



「できるわけない」

「そばにいちゃいけない」

勝手に決め付けて、あたしは尻尾を巻いて簡単に逃げ出した。


でも逃げ出さずに踏みとどまるべきだった。

望む事のために立ち向かうべきだった。

真心を拒絶されても、なお、あたしを守り続けたしま子のように。