神様修行はじめます!

しま子の体に覆いかぶさり、泣き喚いた。

そして自分を心底呪った。

自分自身の愚かさを。



あたしは、本当にバカだ。

どこまでもどこまでも大バカだ。


今になってやっと気付いた。

こんな大切な事に。


こんな大切なものを、失ってしまってから。



あの映像を見てしまってから、ずっとあたしは思っていた。


いったい自分は何なのか?と。

何のために生まれて来たのか?と。



バカだ・・・。

そんな事、分かりきってるじゃないか。


しま子を見ていれば答えは明らかだったのに。



人を殺め、人を喰らう存在。それが鬼。

その鬼として生まれてきた、しま子。


でもしま子は、人の側で、共に生きる事を望んだ。


自分が鬼である事を充分に承知のうえで。

それでも迷うことはなかった。

自分が選んだものを、望んだとおりに、成した。