神様修行はじめます!

そんな体で、なお、あたしを優しく抱きかかえ守り続ける。

あたしはただ、しま子の名を叫ぶしかない。


「しま子!」

「・・・・・」

「しま子ぉ!」

「・・・・・」

「しま・・・!?」


しま子の肩越しに、巨大なくちばしを振り上げて襲い掛かる異形のモノの姿が見えた。


危ないっ! しま子!

しま子、逃げ・・・!!



―――ずぶり・・・!―――



逃げて、と叫ぼうとした。

叫ぼうと息を大きく吸った。

でも、声を出すよりも早く・・・


しま子の背中に深々と突き刺さる、くちばし。

根元まで埋まるほどの勢い。

しま子の体が、ビクンと激しく震えた。


そして、そのくちばしは

しま子の赤い肉を、ガバリと食い千切った。