神様修行はじめます!

「うがあああぁぁ―――――っ!!!」


心の声に呼応するように激しい叫び声が洞窟内に響いた。

同時に、目の前の異形のモノ達が次々と吹っ飛ばされていく。


あぁ・・・あの声は・・・



「・・・・・しま子っ!!?」



異形のモノ達を殴り飛ばしながら、しま子が目の前に飛び込んできた。

グイッとあたしの体を片腕に抱え込む。

息もつかせぬ勢いで、そのまま脱兎のごとく駆け出した。


しま子、しま子・・・!

あたしを助けに来てくれたの!?

こんな危険な場所まで!



お花、受け取らなかったのに。

仕方なかったとはいえ、しま子の精一杯の真心を拒否したのに。

こんなあたしを助けるために・・・。



しま子の走る勢いであたしの視界が上下する。

その視界が、涙でかすんだ。