神様修行はじめます!

あたしは、ずっとそのままの姿勢でいた。

彼の気配が消えるまで。

そして、気配が消え去ったのを確認してから・・・


あたしは、手で涙をぬぐいながら立ち上がった。



押入れに近づき、ふすまを開ける。

押入れの中にはあたしがここへ来た時の荷物が入っていた。


バッグを取り出しワンピに着替える。

そしてバッグを片手に、縁側へ出た。

庭にいたしま子と目が合う。


「・・・・・」

あたしは、庭に降りた。



「しま子・・・・・」

「あ~~・・・・・」

しま子は、オロオロとあたしを見る。

普通じゃない空気を感じ取って不安に染まる目。


「しま子・・・・・」

「あ~・・・?」

「さようなら」

「・・・・・っ!!?」

「ごめんね、しま子」