『永世、しっかりしろ!』

『ナオ、下ろして・・・』

『だめだ!』

『あなたの方が、よほど重症なのよ』

『俺なら平気だ!』

『お願い、あなたの治療をさせて』

『だめだ! そんな事したらお前の傷が悪化する!』

『ナオ・・・』

『お前は俺が守るんだ!』

『・・・・・』

『二度とお前を、傷つけさせはしない!』



じー様は立ち止まり、おばあ様をギュッと強く抱きしめる。



『異形のモノにも、何者にも!

お前には指一本触れさせない!!


俺がこの手で守り通してみせる! 永世!』