神様修行はじめます!

ううん。

あたしは心の中で首を横に振った。


「別に隠されてないもん」

「ほう?」

「絹糸が、おばあ様に聞けって。ちょうどこれから聞きに行くところよ」

「・・・くく」

「なによ! 嫌な笑い方して!」

「永世様が、本当の事を教えると思うのか?」


おめでたい奴めが。

そう言って、狐面が肩を揺らして笑う。


「結託している者同士、口裏合わせてお前を騙すと、なぜ気がつかん?」



い・・・


あたしはカチンッときた。

嫌なヤツ!! 最低!!

あんた! 人を見たら泥棒と思うタイプでしょ!



「やましい事がないなら、絹糸が素直にお前に教えれば良い」

「めんどくさいんでしょ! 絹糸ってそーゆー性格だもん!」

「隠されて、平気なのか?」

「だから、聞きに行くって言ってんじゃん!」

「嘘をか?」

「・・・・・」