神様修行はじめます!

嫌な予感を感じて振り向く。

空を、南国の色彩のような鮮やかな鳥たちが数羽、舞っている。


そしてその下に立っているのは・・・



狐面。だった。


・・・・・!!

あたしは思わず身構えた。


狐面は何も言わず、こちらをじっと見ている。



なに? なんなの?

こいつ、なんでここにいるのよっ?


鬼ババの奥方の住まいは、こことは違う独立した別棟。

ずいぶん離れた場所だ。


あの時は迷子になってメチャクチャ進んだから、偶然入り込んじゃったけど。


意図しなければ、こいつらがこっち側には来るはずがない。



じゃり・・・・・


狐面が前に進んだ。

こちらに向かってくる。


じゃり・・・


あたしは、つい後ろに下がる。

弱みなんて見せたくない。けど・・・。