神様修行はじめます!

縁側に出て、そのまますぐに庭に降りる。

しま子がホウキで庭を掃除していた。


「しま子~」

「うあ?」

「おいで。一緒にいこう」

「あ、あ~っ」


いそいそと、しま子がエプロンを外した。

嬉しそうなしま子とふたり並んで庭を歩き始める。



広大な日本庭園。

様々な庭木や東屋の横を通り抜ける。


暑い陽射しに照らされて、草木の匂いが立ち昇る。

目に映る全ての色彩が濃い。

輝くほどに全てが明るい。


あぁ、頭のてっぺんが暑い。


「暑いねぇ~、しま子ぉ」

「うあぁ~」

「涼しくなってからの方が良かったかも」



ぼわあっとした空気の中、じゃりじゃりと石を踏みながら歩いていると・・・


バサバザバサ・・・!


不意に鳥の飛び立つ音が聞こえた。