神様修行はじめます!

人って、教えてもらえない事は気になるものなのよ。

・・・あぁ、そっか。

だからみんな、学校の勉強しないんだね。



「よおし、分かった! じゃ、これから聞きに行く!」

あたしはスクッと立ち上がった。

絹糸の耳がピクンと動き、顔を上げる。


へーんだ、まさか行くとは思わなかったんでしょ?

ホントにあたし、行っちゃうもんねー。



「天内君? 本当に行くのか?」

「だって知りたいもん」

「なにも今でなくてもいいだろう」

「善は急げ~」

「言い出したらきかないな、君は」

呆れたように笑う門川君。


「そんな所も、ナオに本当によく似ておるわ」

絹糸は、また顔を下ろして丸くなる。



「そんなお前が聞きたいというなら、そうすべきなのであろうよ」



うん、知りたい。

だからちょっと行って来るね~。



あたしは門川君と絹糸を部屋へ残して、おばあ様の部屋へ向かった。