神様修行はじめます!

「そうだな、僕も不思議に思っていたよ」

「だよね。ここで暮らしてたんでしょ?」


仲間と共に戦いながら。

みんな、お互いを大切に思いあっていたみたいなのに。

どうして大事な仲間のいる場所から出て行ったんだろ。



「さあのぉ。知らぬわ」

絹糸が、そ知らぬふりを決め込んだ。



「またまた~。トボケちゃって」

「年をとると、物忘れがひどくての」

「あ、なんか大ポカやらかして、逃げ出したとかぁ?」

「・・・自分の祖父じゃろうが。ずいぶんな言い様じゃの」

「じゃあ、どうしてよ」

「・・・ ぐー・・・」

「ロコツに寝たフリしないでよ」


丸まった絹糸の体を、指先でツンツン突っついてやった。



「我は知らぬ。永世にでも聞くがよいわ」

「おばあ様に?」

「知りたいなら聞け。ただし教えてくれるとは限らぬぞ」


なによぉ、それ。

ますます気になっちゃうじゃんっ!