それって・・・

あたし達の身に何かが起こるぞって事?

・・・起こすぞって事?



「・・・・・」

門川君は何も答えない。

そしてあたしの背中を片手でそっと押して、進むように促した。

あたしは、ついつい彼の身にすがりつくような格好で歩き始める。


う、うん。みんな行こう。今度こそっ。

ほんとに今度こそっ!


「永久よ」


・・・。

・・・・・。


おか-さま――。

なんか御用なんですかー。

今の今までお人形だったくせにぃ~~っ。

もーいやっ。



「はい。母上」

「わらわは聞いておらぬ」

「は・・・?」

「天内の娘の件、聞いておらぬぞ」


えっ!? あ、あたし!?

なに? 今度はあたしが問題?

まさか、あたしvsお母さんっ??