神様修行はじめます!

道場に着いて袴に着替えた。

袴なんて、今まで見た事も食べた事もないから着方がわからない。

結局いつも門川君に手伝ってもらう。


「まるで子どもだな、君は」

「今時、袴をはける人なんていないもん」

「この屋敷の人間は全員できる」

「ここの常識と世間の常識を一緒にしないでよ」


テキパキと手を動かす門川君にあたしは言い返す。

人に服を着せてもらうなんて、こっちだって恥ずかしいんだから。


しかし・・・



腰に手を回したり、なにかと密着するもんで・・・。

彼と体が触れ合うたびに、ドキッてしちゃう。

い、一応、異性なわけだしっ。

門川君も、結構男の子っぽい匂いを醸し出してるわけで。