神様修行はじめます!

「だから君も、さっさと修行を終えて帰ってくれないか?」

「・・・・・」

「僕の手をあまり煩わせないで欲しい」


あのねぇ!

あたし、別に頼んでないでしょ!? そっちが勝手にやってんじゃん!


ちょっとホロッときたのに!

また引っ叩いてやろっかなー!


「ほら、修行を始めるぞ」

「まだデザートのスイカ食べてないもん!」

「太るぞ」

「あー! セクハラ発言!」

「早くしろっ」

「分かったよっ。・・・スイカ食べる?」

そう言ってあたしがスイカを差し出した相手は、門川君・・・ではなくて。


さっきからあたしの隣で沈黙しながら、ちょこんと正座している鬼だった。