神様修行はじめます!

「なんだ、まだ食事中なのか?」

廊下の向こうから門川君が歩いてきた。


小人たちが慌てて廊下の両側にずらりと並んで、ペコッと一礼する。



薄い紺の着物にグレーの袴。

時代劇のお武家様みたい。

見事な日本庭園に、ビシッと決まった和装のイケメン。


「・・・おいしい組み合わせね」

「うまいか? それはなによりだ」

・・・微妙にズレる会話。


彼はスッと綺麗な仕草で膝を折り、あたしの隣に座る。



「ね、面接はどうだったの?」

「ダメだな。あれでは無駄死に確実だ」

「じゃあ今日も合格者なし?」

「そうだな。仕方あるまい」



じー様が言ってたバイトの件。

あれ、実は本当の話だった。


ここは随時、能力者のアルバイトを募集していた。

異形のモノと戦うために。