じー様・・・。 ねぇ、じー様。 あたし、良く分からないんだ。 じー様が不思議な力の持ち主だった事。 あたしがそれを受け継いだ事。 とても現実の事だなんて思えない。 目の前で色んな物を見て、聞いて、鬼に襲われさえしたのに。 とても信じられないの。 これってやっぱり夢じゃないのかな? 目が覚めたら全部が夢。 そう、全てが・・・ じー様が死んでしまった事さえも・・・。 眠りの意識の底で、あたしは涙が流れるのを感じた。 目尻からツウ・・・とこぼれる。