「……。わからなくていいんだよ、俺のことなんて。頼むから、わかろうとしないで。」
「………?」
「わこが知ってるだけの俺でいい。」
「……何……?どういう意味……?」
「……離れんなよ。」
「…………。」
「……この手を。……離すなよ。」
支離滅裂で、
ぐちゃぐちゃなその感情は……
一体何にぶつけたかったのか……
私には、理解できなかった。
それでも………
その手を掴んでしまうのは。
暗闇に消えていきそうな、君のその姿を……
私だけが知っているはずの君を……
守りたかったからかもしれない。
握ったその手に……
君は、キスを落とす。
「………!晴海くん?」
「……しーっ…。…いちかが…起きる。」
「……なんで…こんなことをするの?」
「……わかんない。」
「…なら…やめて。」
「わこは、少しでも俺を知りたいとは…思わないの?」
……矛盾した質問。
「……教えてくれないじゃない。」
「………教えるよ?…少しなら。」
「……………。」
どう答えたら、正解で……
どう答えたら、君の心に届くのか……
試したかったのだろうか。
君のその甘い罠に……
自ら飛び込んでしまうなんて。
…思いもしなかった。
「…もし…、知りたいと言ったら?」
「……キスする。」
「…できない癖に?」
「できるよ。」
「…晴海くんが言ったんだよ。間違いは『起こせない』って。」
「…馬鹿じゃん?」
「………え?」
「つまりは『間違い』じゃなければいーんだ、そんなの。」
「…………。」
「そうだとしたら、スリルなんかよりも、もっともっと特別なものが…そこにある気がしない?」
「………さあ…。どうだろう?」
「……だいたいさ。若い男女が同じ屋根の下にいて……何もないなんて、有り得なくない?」
「……男の考えだね。私は…それでもおかしくないと思ってる。」
「………?」
「わこが知ってるだけの俺でいい。」
「……何……?どういう意味……?」
「……離れんなよ。」
「…………。」
「……この手を。……離すなよ。」
支離滅裂で、
ぐちゃぐちゃなその感情は……
一体何にぶつけたかったのか……
私には、理解できなかった。
それでも………
その手を掴んでしまうのは。
暗闇に消えていきそうな、君のその姿を……
私だけが知っているはずの君を……
守りたかったからかもしれない。
握ったその手に……
君は、キスを落とす。
「………!晴海くん?」
「……しーっ…。…いちかが…起きる。」
「……なんで…こんなことをするの?」
「……わかんない。」
「…なら…やめて。」
「わこは、少しでも俺を知りたいとは…思わないの?」
……矛盾した質問。
「……教えてくれないじゃない。」
「………教えるよ?…少しなら。」
「……………。」
どう答えたら、正解で……
どう答えたら、君の心に届くのか……
試したかったのだろうか。
君のその甘い罠に……
自ら飛び込んでしまうなんて。
…思いもしなかった。
「…もし…、知りたいと言ったら?」
「……キスする。」
「…できない癖に?」
「できるよ。」
「…晴海くんが言ったんだよ。間違いは『起こせない』って。」
「…馬鹿じゃん?」
「………え?」
「つまりは『間違い』じゃなければいーんだ、そんなの。」
「…………。」
「そうだとしたら、スリルなんかよりも、もっともっと特別なものが…そこにある気がしない?」
「………さあ…。どうだろう?」
「……だいたいさ。若い男女が同じ屋根の下にいて……何もないなんて、有り得なくない?」
「……男の考えだね。私は…それでもおかしくないと思ってる。」


