私はとにかく家まで走る。 ちほちゃんが言ってたの、ほんとだったのか‥ 東条くんが‥? いや、まぁたしかにかっこいいしいい子だけど、今まで後輩としか思ってなかったから‥ と、私はマンションのエントランスで足をとめる。 あ、でも東条くんとは別に会うこともないし、学校も違うんだからそこまで気にすることないのかも。 もう、なんか最近こーゆーことで悩みすぎ! 省エネはどうしたっ! と、ぼけーっとつったっていると、後ろから声が。