「土方さん、どうしたんですか?こんな一気に呼び出して」 「おっ!見慣れない顔だ。新人か?」 五人の男が入ってきた。 その中の何人かが、口々に喋っている。 「うるせぇ!お前ら、もう少し静かに出来ないか!早く座れ!!」 土方が怒鳴った。 全員座ると、土方が口を開いた。 「こいつは、松林千春だ。一番組所属、今日から壬生浪士組に入隊する」 「松林千春です。よろしくお願いします」 土方の後に、慌てて言った。