そして、私達も、近藤と沖田のいる大阪へ向かう事になった。 「…千春さん!」 沖田が、笑顔で近寄ってくる。 「沖田。ここでの生活はどうだ」 「あまり楽しくないです。やっぱり、皆で一緒の方が楽しい」 「…そうか」 すると沖田は、急に寂しげな表情になり…。 「京は、もう新政府軍のものになってしまったんですね」 「…あぁ」 「源さんも亡くなったって、聞きました…」