夢花火





そして、二人並んで座り、団子が来るのを待った。



「…」


「……」


「………」





何故か沈黙が流れる。



少しだけ、風が吹いていた。



ちらっと土方を見てみる。




「……」


「………」


「………」


「…何だ、千春」


「いや、何でもない」