そして、数日後。 「──千春さん!大変です‼」 その日の早朝。 事件がおきた。 沖田が、私の所まで走ってくる。 …何だろう。 「山南さんが…」 「…?山南がどうした」 「山南さんが、いなくなったんです‼」 瞬間、大きく心臓が跳ねた。 「早く来て下さい‼」 私は、急いで沖田を追いかけた。