ーーー ーーーーー 数日後。 「千春。ほら」 そう言われ、土方に何かを渡される。 「…何だこれは」 「見りゃ分かるだろう。紙と筆だ」 「いや、そうじゃなくて…」 土方の部屋に入るなり、いきなり紙と筆を渡された。 「これで何をするんだ?」 そう聞くと、土方は笑顔を浮かべる。 「千春。俺に手紙を書け」 「…は?何で?」