3階、アクセサリーショップ。今度はカップルが多いなぁ。 「すいません、注文した小崎です」 「はい、小崎様ですね?少々お待ち下さい」 ニッコリ笑ってお辞儀して、奥へと向かう店員さんに、ついつい頭を下げ返しそうになる。 なんかすごく礼儀正しいから、こっちもかしこまってしまうというか……。 しばらくすると、店員さんが小さな箱を持って戻って来た。