本当に暑い。 このままアイスみたいに溶けるんじゃないかな?―……ッと。 危ない。危ない。 手を伝うアイスを慌てて舐める。アイスの溶ける早さが尋常じゃない。私は素早くアイスを食べた。ああ…美味い。 「暑すぎ…」 左手にはコンビニの袋。 右手にはチョコレート味のアイス。 いまは自宅付近のコンビニまで出向いた帰り。