「では、あなたが火星に来てトンビラリ地方に行きたいが、トンビラリ地方も知らないし移動手段が分かっても地球人が見られたらマズイってなったら火星人の友人に任せはるでしょう?


それとも我々が駅か空港まで行って北海道に行きたいんだけど、なんて真面目に聞いたら捕まりますですよ。


そうなったら我々も身を守る為に地球人の一人や二人殺さないといけなくなりますばい。」



門田さんが博多弁か何弁か分からない言葉で言った。



僕は、何となくトンビラリと言う響きが可笑しく笑ってしまった。



「何がおかしかですか?」



門田さんに聞かれ僕は、悪いと思い正直に何故笑ってしまったか説明した。



「そんな事を言ったら北海道なんて火星の私達の地方の言葉て○○○ですよ。福岡は○○○○ですよ。

わしは、女房がとんでもない所に住んでるって最初は、思いましたし福岡なんて未だに言うと少し恥ずかしいんですばい。」