僕は、某有名故人スターのセリフのなんじゃこりゃ!を心の中で叫んだ。
「今のは、軽くですよ。」
門田さんが自慢気に言った。
「我々は、歩く核兵器と言われてますからね。」
「日本は、非核三原則があるんだぞ。」
「また正義ぶって実際アメリカは、何度も持ち込んでんじゃない。
それに原発は核じゃないのってかこういう議論を入れると女の人嫌がるからやめよう。」
門田さんが僕の耳元に来てそっと言った。
「我々を許して下されよ。
女の人が居るとつい調子に乗ってしまいすいません。」
僕は、仕方なく頷きながらこの火星人は、良い火星人なのかろくでなしなのか、さっぱり分から無くなったが、さっきの緑の光線を見せられていては、頷くしかなかった。


