門田さんの息子は簡単に変える等と言うが僕には、いいアイデアが生まれなかった。
「昼間は、情けないサラリーマンなんだけど夜は何故か工場に勤めながらも悪い奴をやっつける。
その昼間の情けなさと夜のかっこ良さのギャップに女の子は、萌えるんじゃないかな?」
美香が珍しく携帯小説に意見を言った。
「火星人は、どこで使うの?」
門田さんがむくりと起き上がり得意気に言った。
「主人公の優秀な優秀なサポート役です。
時々おちょこちょいな、主人公を肝心な時に助ける役ですな。」
「さすがお父ちゃんとお姉ちゃん良く分かってる。
それだと火星人門田外伝スカイツリーを封鎖せよ!とかも書けるじゃん。」
「ダメだよ。火星人そんなに強くないよ。」
その時緑の光線が門田さんからの目から出て空のシェイクの容器を一瞬にして燃やした。
テーブルには、灰をだけが残った。


