「ゲ!?茶色の液体が何か分かってたのかな?」




「女の勘よ。」




「何だ?茶色の液体には、何か理由があるのかな?」





「英男は、聞かない方がいいと思うよ。

さぁそれならバイクで北海道までに決まりだけど、後は、あなたのバイクを用意するかよ。


私の後ろに乗ってもいいわよ。」





僕は、迷ったが美香にきっぱりと言った。




「俺のバイクも頼むよ。」