「短い時間ならいいんですが酔うんですよ。

運転してたら自分自身の足を見てたら酔いますし、乗ってるだけでも酔うんでごわすよ。」




「UFOは、酔わないのに車だと酔うの?
それに、こないだ海に車で行ったじゃない。」




「火星人いや宇宙人がUFOで酔ってたら話しにならないじゃか。

それに、こないだは、短い時間だったから大丈夫だったんだよ。

なぁお父ちゃん。」



息子がそう言いながら煙草に足を伸ばして火を着けた。




「俺乗るならお姉ちゃんの後ろにしがみつきたいなあ。」




煙を吐きながら息子が言った。




「あなたは、お父さんか英男の後ろよ。
走ってる途中で茶色の液体出された危ないから。」