神様さえも朽ちらせる忌わしき呪物


 ロキはなんともなく、座ったままミッシェルを見つめている。

 「なん、で」

 「僕は死なないんだ。君と同じ“忌み嫌われている”から。ねぇ、抗ってみようよ。一度だけでいいから。世界がきっと変わるよ」

 「そんなの」