プロフィール

水陰
【会員番号】256380
水陰(スイン)と言います。

 主に【生と死】をキーワードに執筆しています。

 どうぞ、お見知りおきを。

作品一覧

囁きと蜜
水陰/著

総文字数/1,534

恋愛(ピュア)4ページ

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 失う前から、その存在の儚さに気づく恋なんて、したくなかった。
わたがし
水陰/著

総文字数/1,613

ファンタジー6ページ

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 虚勢を張ることでしか、自分を保てない全ての私に。  大丈夫と甘く溶かして、固まった心を抱きとめて。  そんな都合の良い夢を見ては目が覚めて、悪夢のような現実を生きる。  そんな日々をあなたは知っていますか。
黒の双剣、白き犬
水陰/著

総文字数/591

ファンタジー2ページ

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 その昔、一人の男が怒りに我を忘れ、剣をとった。  村が鮮血に染まった理由は、男の腕ではなく飢饉に体が弱りきった者が多かった為であるが。  刃から肘へ滴る鮮血に、男はその刀身を眺め、浸ってしまった。  肉を断つ、その快感に。  仇の隣家へ、長い刃を地に引きずり、赤い血を顔につけ。  二件、三件、悲鳴が男を高揚させた。  逃げ惑う女の足を、命乞いする老人の腕を。  血しぶき舞うそこは、まさに地獄か。  橋を越え、隣村へ、山を越えさらに遠くへ。  いつしか男は狂った鬼、狂鬼(くるいおに)と呼ばれた。  悦が飽きへと変わる頃、なまくらとなりかけた刀身を、踏み付け、二つに裂いた。  刀を磨くという知識がない為であった。  奇しくもその行為が、すでに邪剣となったその刀の覚醒への引き金になってしまった。  二つになった刀は意思を持ち、いつしか男は刀の意思のまま人を切る真の鬼になってしまった。  邪剣が妖刀となるほど、人の血を吸った頃、男の生が終わりを迎えかけていた。  ほとんど不眠不休で人を狩る鬼となったが、その器はまだ、かろうじて人の姿をしていたた為であった。  だが、妖刀は持ち主の生が終わり、その役目を終えることを嫌がった。  あまりにも血を吸いすぎた妖刀は、次々に人の手にわたっては辺りを血に染め、持ち主を鬼へと変貌させていった。    
ちぎれてる
水陰/著

総文字数/676

恋愛(ピュア)5ページ

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 一人では立っていることもできないなら、やめちまえとはきすてた。  そうして、ちぎりすてた。  お前はちぎれた。
人形のいる街
水陰/著

総文字数/1,138

恋愛(ピュア)2ページ

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 全て持っている。  全て手に入る。  それでも何も手に入らないと思うのはなぜだろう。

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