「幼稚?誰に言ってんの?」


「誰ってここには、隆弘しかいないじゃん」


「ちょい ムカつくんだけど!」


「年下よりやっぱ年上よね!新しい彼は年上なんだ」


「嘘つくな!」


「そう言われると思って呼んでるんだ!待ってね」


と、目の前でTELLをして見せた。


『あたしだけど 良いかな 車から降りて来てくれる?』


すぐにお兄さんの仁さんがやってきた。


「何かな?あんた!亜美は別れたいと言ってんだから、言うこと聞いてくれない?ガキんちょ!!!」


隆弘は顔色を変えて、かなり怒ってる。


『別れればいいんだろ好きにしろ』


・・・・・


それからあたしたちは会うことはなかった。