駅まで先輩が迎えに来てくれた

家に着くまで先輩は私の手をギュッって繋いでくれてたから

またまた浮かれてた私はいきなり現れた豪邸に腰抜かしそうになった

「ここだよ」

って言ってビビりまくってる私を家の中へと連れてって

ものすごく広くて高そうな家具が置いてあるリビングに通された

私といったらめちゃくちゃ緊張してたんだけど…

「大丈夫。僕にまかせて」

ってあのスーパーでスペシャルな笑顔でまた先輩が言うから漸く緊張がほぐれて来たとき

バァーン!!

リビングのドアがものすごい勢いで開いた